休職身の上相談

社会復帰に焦りは禁物。

介護士経験者の社会復帰、求められる理由と準備

一度、介護職から離れた介護士の復職が歓迎されています。
なぜなら、近年、介護職の現場は深刻な人手不足です。
しかし、いきなり社会復帰するのも不安という人もいるでしょう。
ここで、復職を考える人に向けて、気を付けておきたいポイントを挙げます。
体力勝負と言われる介護サービス。
一度、仕事を離れてしまうと気持ちはあっても、意外と体力が落ちてしまっているものです。
介護士のお仕事は、利用者の生活の周りのサポートをするにあたり、直接身体に触れたり体重を支えるような介助も少なくはありません。
自分の怪我や病気の防止の為にも生活習慣を見直し、体力づくりも始めておきましょう。

次に、気を付けておきたいのが、法令です。
元々、介護の仕事をしていた人なら介護施設によって多少変化はあるかと思いますが、基本的な介助方法などは変わらないでしょう。
しかし、長く仕事を離れていると法令が変わっているかもしれません。
利用者に安心して介護サービスを受けてもらうためにも、しっかりと確認して違法な行為が起こらないように準備しましょう。
社会復帰を目指すにあたり、いきなり自分がちゃんと働くことができるのか、とても不安に思う人もいるかと思います。
その場合、施設によっては時間を区切られた夜勤のみの募集があったり、パートや派遣などで自分に合った時間で少しづつ働くことに慣れていくのも良いでしょう。
人手不足の介護業界だからこそ、新たな人材の育成に時間がかかります。
一度介護を経験した人の介護職復帰は望まれています。